「やりたいことがあるのに、なかなか動き出せない。」
「いつまでも理想の自分になるために(終わりのない)努力をしている感じがする」
「努力し続ける日々に疲れてきた」
という悩みを持っていませんか?
実は、このような悩みは完璧主義者の方が抱えることが多いんです。
今回の記事では、そんな悩みを解消できるように完璧主義をやめる方法やコツをわかりやすく解説しています。
この記事は、以下のような方におすすめ!
もしかしたら自分は完璧主義なのかも?って感じている方
常に努力することがやめられず、疲れている方
完璧主義をやめたいと思っている方
完璧主義って、自分自身や周りの人に対して、めちゃくちゃ高いハードルを設定しちゃう心理のクセの一つ。
度合いが過ぎると、自分を追い詰めたり、楽しいはずのことが苦痛に感じたりしてしまうんです。
しかし、完璧主義はなろうとしてなるものではありませんし、性格に近い性質を持っている癖なので、
完璧主義自体が良い悪いというものではありません。
この記事を読んで、完璧主義のメリットやデメリットを理解して上手に付き合っていきましょう!
少しずつ自分の癖と向き合うことで日々のストレスが減り、自信を取り戻すことができます。
コツを知って実践することでストレスの少ない日々を過ごしましょう。
完璧主義って、どんなメリットとデメリットがあるの?
まずは、完璧主義について理解しましょう。完璧主義にもメリットとデメリットがあります。
完璧主義のメリットって意外とたくさんあるんです。
一生懸命になれるし、細部にまで気を配れるので、作業の質が高くなりがちです。
また、目標に対する強いモチベーションが生まれやすいので、夢を叶えやすくなることもあります。
例えば、新しいプロジェクトを始める時や、大切なプレゼンがある時、
準備を徹底的に行い、結果として成功を手にしやすくなります。
でも、デメリットもしっかり把握しておく必要があります。
完璧主義が行き過ぎると、常に自分に満足できず、ストレスが溜まりやすくなります。
また、小さなミスも許せなくなり、それが心の負担に。
長期的には、自信を失ったり、やる気をなくしたりすることも。
「もう、やめたい!」完璧主義の心理って?
完璧を目指す背後には、「もし完璧じゃなかったらダメだ」という強いプレッシャーがあります。
この思い込みが、失敗することへの恐れを強くしてしまうんですね。
でも、失敗も成功も、すべて経験の一部で、その後の糧となっていくものです。
これを認めることが、完璧主義を卒業する第一歩です。
じゃあ、どうすればいいの?完璧主義をやめる方法
小さな目標を立てよう
「今日は、机の上を片付けるだけでOK!」
こんな風に、小さな目標を作って達成を実感しましょう。
達成できたら、「やったね!」と自分を褒めてあげてください。
この積み重ねが、大きな自信につながります。
大きな目標は小さな目標を達成した先にあります。
目標を分解して小さな目標をクリアすることに意識を向けましょう。
小さな目標の設定例
- 「今日は、メールの返信を10件までにする」
- 「10分だけ片付けをする」
失敗しても大丈夫
失敗したっていいんです。むしろ、「失敗から何を学ぶか」が大事。
次に活かせるように、失敗を肥やしにしましょう。
失敗を活かす具体例
- 料理をしていて、焦がしてしまった時、「次はタイマーをセットしよう」とポジティブに考える。
- プレゼンでつまずいた時は、「みんなも緊張するよね」と共感を求める。
「ま、いっか。」を口癖に
小さなミスや予定が狂った時、深呼吸して「ま、いっか」と自分に言ってみて。
これができるようになると、心にゆとりが生まれ、ストレスがぐっと減りますよ。
あなたのその小さなミスで、会社が潰れたりしますか?
大抵のことはたいしたことはありません。
あなたが急に会社を辞めたって、会社は潰れませんし、
誰かがその後を引き継いでプロジェクトは動いていくものです。
「ま、いっか。」の具体例
- 仕事で小さなミスをした時、「ま、いっか、次は気をつけよう」と自分を励ます。
- 友達との約束を忘れてしまった時は、「ごめん、次は絶対に覚えておくね」と前向きに対応する。
日々の小さな習慣で、心を豊かに
小さな習慣を作ることで、毎日小さな成功体験を積むことができます。
マインドフルネスを取り入れてみよう。
朝、コーヒーを飲む時には、その香りや味わい、温かさにしっかりと意識を向けてみてください。
この瞬間に集中することで、心が落ち着きます。
小さな感謝を見つける
夜、寝る前にその日あった良かったことを3つ思い出してみましょう。
小さなことでもいいんです。
「今日は美味しいランチが食べられた」
「友達から嬉しいメールが来た」など、
日々の中での小さな幸せに感謝することで、心に穏やかさをもたらします。
これらの方法を少しずつ取り入れることで、
完璧主義から距離を置き、
もっと自由に、もっと心豊かに生きることができるようになります。
助けを求めても大丈夫
時には、自分一人の力だけで完璧主義との闘いを乗り越えるのは難しいことがあります。
そんな時、助けを求めることは決して恥ずかしいことではなく、むしろ賢明な選択です。
以下に、具体的な方法をいくつか紹介します。
専門家のサポートを受ける
カウンセリングを受ける
心理学のプロフェッショナルに相談することで、
完璧主義の根底にある思い込みや心理的な背景を理解し、向き合うことができます。
コーチングやセミナーに参加する
自己成長や自己受容に焦点を当てたプログラムに参加することで、
完璧主義を手放すための具体的なスキルを身につけることができます。
コミュニティとの繋がりを深める
SNSなどのインターネット上のコミュニティに加わる
同じような悩みを持つ人たちとのグループに参加することで、
自分だけではないという安心感を得られますし、経験や対処法を共有することができます。
また、同じ悩みを持つ人にただ話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。
友人や家族に打ち明ける
信頼できる友人や家族に心の内を話すことで、克服を応援してもらうことができます。
話すことで、友人や家族から違った視点が新たな気づきをもたらすこともありますよ。
完璧主義からの脱却は、一人では難しい場合があります。
誰かの手を借りることに躊躇せず、積極的にサポートを求めてみましょう。
最後に
今回の記事では、完璧主義から抜け出すための方法ついて紹介しました。
今回のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 完璧主義には良い面と悪い面がある
- 目標を小さく設定する。失敗した時は「ま、いっか。」と言ってみる。失敗しても大抵のことは大丈夫。
- 小さな習慣を作り 成功体験を習慣化する
- 一人での克服が難しい時は、周りに助けを求める。助けを求めることは恥ずかしいことではない。
完璧主義とその抜け出す方法を知って、明日からやってみようかなって思っていただけたのではないでしょうか。
完璧主義を手放すことは、自分らしく生きるための大切な一歩。
完璧じゃない自分を受け入れて、今を楽しみましょう。
ぜひこの記事を参考にして、毎日をもっと軽やかにしていきましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。