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初心者のためのPython基本講座:【第16回】データ構造辞書の使い方

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「辞書って何?」「辞書の使い方を教えてほしい!」という疑問や悩みを持っていませんか?

そんな悩みや疑問を解消できるように、この記事ではPythonの辞書について解説しています。

「初心者のためのPython基本講座」とは

この講座は、これからPythonを学ぼうとする初心者の方がPythonの基本を学ぶための講座です。

Pythonの代表的な構文の使い方を具体的なコードを例にして解説しています。

この記事は、以下のような方におすすめ!
Pythonの辞書の操作について知りたい方
Pythonの基本を学びたい方

辞書もPythonの基本的なデータ構造の一つで、複数の値をまとめて扱うことができます。

この記事を読めば、Pythonの辞書について知り、プログラミングで扱えるようになります

Pythonの基本をマスターして、Pythonプログラマーとしての一歩を踏み出しましょう!

目次

前回の振り返り

前回の記事では、Pythonの集合について解説しました。

Pythonのタプルについて確認できていない方は、

こちらの記事もチェックするとより理解が深まりますよ!

今回のゴール

では、改めて今回のゴールを確認しましょう。

今回のゴールは、Pythonの辞書とその操作を学び、実際に動作を確認することです。

今回も提示している例だけでなく、ご自身でもいろいろなコードを実行してみようね!

Pythonの辞書とは

Pythonの辞書(Dictionary)は、キーと値のペアを格納するためのデータ構造です。

辞書は非常に柔軟なので、効率的にデータを管理・操作することができるよ。

辞書を定義する

まずは辞書を定義するところを見てみよう。

辞書はキーと値のペアを保持することができるんだけど、

キーは一意にしておかなければいけないってことと、

どんな値の型でも保持することができることを覚えていてね!

age = {'yasuda':23, 'suzuki':25, 'kano':20, 'miya':40}
age
{'yasuda': 23, 'suzuki': 25, 'kano': 20, 'miya': 40}

辞書の要素を参照する

キーを指定することで要素にアクセスすることができるよ。

age['kano']
20

辞書を操作する

辞書の要素を削除する

要素を削除するには、delを使用します。

del age['yasuda']
age
{'suzuki': 25, 'kano': 20, 'miya': 40}

辞書の要素の値を変更する

要素を削除するには、delを使用します。

age['suzuki'] = 30
age
{'suzuki': 30, 'kano': 20, 'miya': 40}

辞書のキーを列挙する

辞書のキー一覧を取得するには、keysメソッドが便利です。

age.keys()
dict_keys(['suzuki', 'kano', 'miya'])

リスト型で受け取るには、次のようにlist関数を利用します。

list(age.keys())
['suzuki', 'kano', 'miya']

キーの存在を確認する

キーの存在チェックは、inを利用することで実行できます。

'yausda' in age
'suzuki' in age
False
True

辞書の値を列挙する

キーと同様に値を列挙することもできます。

age.values()
dict_values([30, 20, 40])

キー同様に、リスト型で出力するにはlist関数を利用します。

list(age.values())
[30, 20, 40]

空の辞書を定義する

空の辞書を定義するには、要素を指定しなければOKです!

age = {}
age
{}

辞書に要素を追加する

もちろん、後から要素を追加することもできます。

キーに対して値を代入するようにすれば、辞書に要素を追加できます。

age['yasuda'] = 42
age
{'yasuda': 42}

dictを使って辞書を作成する

dict関数を利用して辞書型を定義することができます。

以下のように2パターンで定義することができ、それぞれ構文が異なりますので注意です。

dict([('suzuki', 32), ('miya', 12), ('kano', 8)])
dict(suzuki=32, miya=12, kano=8)
{'suzuki': 32, 'miya': 12, 'kano': 8}
{'suzuki': 32, 'miya': 12, 'kano': 8}

辞書の内包表記を確認する

辞書でも内包表記を扱うことができます。

値に、キーのべき乗を計算した値を指定する実行例です。

{val: val**2 for val in range(5)}
{0: 0, 1: 1, 2: 4, 3: 9, 4: 16}

辞書のキーとバリューを組み合わせで取得する

itemsメソッドを利用すると同時に要素にアクセスすることができます。

キーと値を処理する際に便利です。

age = {'suzuki': 32, 'miya': 12, 'kano': 8}
for key, val in age.items():
    print(key, val)
suzuki 32
miya 12
kano 8

まとめ

今回の記事では、Pythonの辞書ついて解説しました。

今回のポイントをまとめると、次のとおりです。

まとめ
  • 辞書はPythonのデータ構造の一つでキーと値のペアを保持する
  • 辞書のキーは一意にならなければいけない

Pythonの辞書を知り、同じデータ構造のタプルやリストや集合との理解できたのではないでしょうか。

Pythonの辞書も基本的なデータ構造ですが、キーと値のペアで管理する点で特徴的ですね。

ぜひこの記事を参考にして、Pythonの集合をマスターしてください!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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