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初心者のためのPython基本講座:【第4回】文字列を操作しよう!

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「Pythonで文字列操作ってどうやるの?」「Pythonの基本的な使い方を教えてほしい!」という疑問や悩みを持っていませんか?

そんな悩みや疑問を解消できるように、この記事ではPythonの文字列操作について解説しています。

「初心者のためのPython基本講座」とは

この講座は、これからPythonを学ぼうとする初心者の方がPythonの基本を学ぶための講座です。

Pythonの代表的な構文の使い方を具体的なコードを例にして解説しています。

この記事は、以下のような方におすすめ!
Pythonの文字列の操作について知りたい
Pythonの基本を学びたい

文字列操作は、数値演算と並んでプログラミングの基本的な構成要素です。

この記事を読めば、Pythonの文字列操作を知り、プログラミングで扱えるようになります

Pythonの基本をマスターして、Pythonプログラマーとしての一歩を踏み出しましょう!

目次

前回の振り返り

前回の記事では、Pythonの数値演算について解説しました。

Pythonの数値演算について確認できていない方は、こちらの記事もチェックしておきましょう。

今回のゴール

では、改めて今回のゴールを確認しましょう。

今回のゴールは、Pythonで文字列を操作する方法を学び、実際に動作を確認することです。

今回提示している例だけでなく、ご自身でもいろいろな文字列操作を実行し、結果を確認してみてください。

Pythonでの文字列操作

Pythonで文字列を扱う場合、文字列をシングルクォート(‘)または、ダブルクォート(“)で囲う必要があります。

どちらを使用しても大丈夫ですが、囲う両端は同じ文字で囲う必要があります。

なぜなら、シングルクォートまたは、ダブルクォートが無いと、コード(命令文)なのか文字列(処理したい文字)なのか区別がつかないからです。

それでは、Pythonの演算についてそれぞれ確認していきましょう!

実行の確認は、Pythonコンソールを使うと簡単ですよ!

文字列の出力

ではまず、シンプルに文字列を出力してみましょう!

'Hello Tony.'
'Hello Tony.'

シングルクォートがついたそのままの文字列が出力されました。

print関数

print関数は、前回の動作確認時にも利用していますが、念の為、print関数の動作を確認しておきましょう。

print('Hello Tony.')
Hello Tony.

先ほどの違いに注目してください。

print関数の出力結果は、両端のシングルクォートが取れた出力になっています。

ダブルクォートを文字として出力する

シングルクォートとダブルクォートは入れ子の状態で使うことができます。

print('"Hello Tony.", she said.')
"Hello Tony.", she said.

このように、ダブルクォートを出力結果に含めることもできます。

出力結果を改行する

出力文字列を改行するには、改行文字\n を記述します。

print('"Hello Tony.", she said.\nAnd she smiled.')
"Hello Tony.", she said.
And she smiled.

改行コード\nを入力した位置で改行されましたね。

このように出力文字を改行することができます。

エスケープ文字

pythonのエスケープ文字は、バックスラッシュ\です。

エスケープ文字とは、プログラミングにおいて特別な意味を持つ文字列の処理を行うために使用される特殊な文字です。
文字列内で引用符を使用したり、特殊な制御文字を挿入したりする際に必要となります。
たとえば、改行を表すには \n、タブを表すには \t が用いられます。
エスケープ文字は、その文字がコード内でどのように解釈されるかを変更するためのものです。

具体的に確認してみましょう。

次のように、文字列としてシングルクォートを出力したい場合がありますが、そのままシングルクォートを記述してしまうと、文字列の両端を示すシングルクォートと区別がつかず、エラーになります。

文字列として扱うために、シングルクォートの直前にエスケープ文字\を記述することで、単なる文字として扱っています。

print('"Hello Tony.", she didn\'t say.')
"Hello Tony.", she didn't say.

文字列なりに出力する

print関数に指定する出力文字のまま出力したい場合があります。

例えば、windowsのファイルパスを出力したい時、以下のように意図しない結果が得られます。

print('C:\template\notebook')
C:	emplate
otebook

指定する文字列の中に\t(タブコード)と\n(改行コード)という文字列に意図せず含まれてしまい、意図しない形で出力されてしまいます。

このような場合には、rをシングルクォートの前に記述することで、文字列なりの出力をすることができます。

print(r'C:\template\notebook')
C:\template\notebook

逆に、あえて改行も含めて、文字列なりに出力したい場合は、三連引用符を使用します。

print('''
      Yes
      We
      can
      ''')

      Yes
      We
      can
      

三連引用符を使用した場合、前後に改行が含まれます。

文字列を生成する

次に文字列生成を行っていきましょう。

Pythonでは単純な結合だけでなく、さまざまな生成方法があります。

文字列の結合

print('Visionary' + 'Bucks')
VisionaryBucks

+演算子を省いても同じように結合されます。

print('Visionary' 'Bucks')
VisionaryBucks

繰り返す文字を数値で指定する

このような文字列生成方法は使用頻度が少ないかもしれないですが、繰り返す文字の数を数値で指定することもできます。

print(3 * 'Vi' + 'sionary')
ViViVisionary

先ほどと同じように、+演算子を省いて記述すると、文字列の結合が先に行われます。

print(3 * 'Vi' 'sionary')
VisionaryVisionaryVisionary

文字列を抽出する

特定の文字列から、指定した文字を抜き出してみましょう!

文字列のインデックス(位置)を指定する

文字列の後ろに抜き出したい文字の位置(インデックス)を指定することで、特定の箇所にある文字列を抽出することができます。

print('VisionaryBucks'[4])
o

左から5番目の「o」が抽出されました。

インデックスには、0(ゼロ)を扱いますので、0が1番目の位置を指します。

また、実際には変数に代入された状態で扱う場合が多いので、動きを確認しておきましょう。

name = 'VisionaryBucks'
print(name[0])
V

nameという変数に文字列を代入し、その変数nameに対してインデックス0を指定しました。

先ほど補足した通り1番目の「V」を抽出できていることがわかります。

変数は、ある値を格納しておく入れ物と覚えると覚えやすいです。
変数はその名の通り、変更することができますが、その都度変更した値を指定しているともともと何の値だったのかわからなくなってしまいます。
なので、変数という入れ物に名前をつけてコードを記述することで、認識しやすくしています。

最後に、インデックスにマイナスの値を指定した場合の動きを確認しておきましょう。

name = 'VisionaryBucks'
print(name[-5])
B

インデックスにマイナスの値を指定すると文字列の後ろ(右側)から抽出位置を指定することができます。

-5の場合は、後ろから5つ目のBを抽出することができます。

抽出範囲をスライスで指定する

スライスを使用すると、範囲を指定するして文字列を抽出することができます。

name = 'VisionaryBucks'
print(name[7:10])
ryB

まとめ

今回の記事では、Pythonの文字列操作ついて解説しました。

今回のポイントをまとめると、次のとおりです。

まとめ
  • 文字列を出力するにはprint関数を使う
  • 文字列を生成するには+演算子や*演算子を使うことができる
  • 文字列を抽出するにはインデックスやスライスを指定する

Pythonの文字列操作を知り、Pythonプログラミングに自信がついてきたのではないでしょうか。

Pythonの文字列操作も数値演算同様に、そこまで難しいものではありません。
ぜひこの記事を参考にして、Pythonの文字列操作をマスターしてください!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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