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キーボードのキーキャップ素材・形状・印字方法を紹介!

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「キーキャップってどんな種類があるの?」「キーキャップを交換したい!」という疑問や悩みを持っていませんか?

そんな疑問や悩みを解消できるように、今回の記事ではキーキャップの素材や形状や印字方法などを解説しています。

この記事は、以下のような方におすすめ!
交換するキーキャップを検討している
キーキャップの素材や種類に興味がある

キーキャップには、素材、形状、印字方法などの組み合わせで本当に多くの商品があります。

この記事を読めば、キーキャップの代表的な素材や形状、種類を知ることができます。

キーキャップは打鍵感を構成する大切な要素であると同時に、キーボードの印象を大きく変えることができます。

キーボードをドレスアップして、楽しいキーボードライフを過ごしましょう!

目次

キーキャップの素材

キーキャップに使われている代表的な素材をご紹介します。

キーキャップに使われる素材は様々あります。

当然、使われる素材によって、手触り感、打鍵音に大きく影響しますので、それぞれ一緒に見ていきましょう!

ABS樹脂

ABS樹脂は、合成樹脂です。

アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンから合成されており、それぞれの頭文字をとってABSと呼ばれています。

一般的にプラスチックといえば、ほとんどの製品がABSから作られています。

安価で成形がしやすい反面、日光により強度の低下、変色などが起こり、耐久面において弱い素材だといえます。

キーキャップでは、使用しているとテカリが生じたり、日焼けにより全体的に色が薄くなったりすることがあります。

打鍵音は、少し安いっぽくカチャカチャという打鍵音を出しやすいです。

安っぽい音の改善や耐久性を補うために、ダブルショットと呼ばれる成形技法が採用されているキーキャップも存在します。

ダブルショットは、その名の通り二層の構造となっており、キーキャップの内側にもう1層のABS樹脂を加工することで、打鍵音を低くしたり、耐久度をあげたりする二層成形の技法です。

PBT樹脂

PBT樹脂は、ポリブチレンテレフタレート樹脂の略称で、ABS樹脂同様に、多くの分野で採用されています。

耐薬品性が高く、有機溶剤やガソリンなどに対しても耐性をもっており、耐久面において優れています

ABS樹脂に比べれば高価ですが、サラサラとした手触り感が心地よく、高級キーキャップに採用されることが多い素材です。

打鍵音は、重みのあるコトコトという打鍵音を出しやすく、音にも高級感が漂います。

その他

代表的なABS、PBT以外にも、チタンやアルミなどの金属や、透過性のあるポリカーボネートなど様々な素材がキーキャップに採用されることもあります。

素材それぞれの楽しみ方があり、キーキャップをより一層趣のあるものにしています。

キーキャップのプロファイル(形状)

キーボード界隈では、プロファイルとはキーキャップの形状のことを指します。

プロファイルは本当に様々ありますので、ここでは代表的なプロファイルをご紹介します。

プロファイルは標準化されたものではなく、各社が独自に製作し命名しています。

それぞれのプロファイルを説明するにあたり、キーキャップの形状について把握しておきましょう!

  • キートップの形状
    • フラット・・・キートップが平らな形状
    • シリンドリカル・・・キートップが水平方向にのみカーブして窪んだ形状(円柱を横に押し当てたように窪んだ形状)
    • スフェリカル・・・キートップが水平方向・垂直方向ともに窪んだ形状(球体を押しあてたように窪んだ形状)
  • キートップ面の高さ
    • フラット・・・すべての列のキーが同じ高さになっている形状
    • ステップ・スカルプチャー・・・キー列ごとに、キートップの傾きや高さが異なっている形状

Cherry

Cherryプロファイルでは、キートップ面の高さは、ステップ・スカルプチャーですが、キー列ごとの高さや傾きに大きな差がなく、全体的にフラットよりのステップ・スカルプチャー形状となっています。

  • キートップの形状・・・シリンドリカル
  • キートップ面の高さ・・・ステップ・スカルプチャー

OEM

OEMプロファイルは、Cherryプロファイルと似ていますが、Cherryのキートップ面の高さがフラット寄りな形状だったのに対して、明確にキー列ごとの高さや傾きが大きくなった形状となっています。

  • キートップの形状・・・シリンドリカル
  • キートップ面の高さ・・・ステップ・スカルプチャー

SA

SAはキートップ面の高さと傾きが比較的大きいプロファイルです。

またキートップはスフェリカル形状となっており、吸い付くような打ち心地になりますが、キートップ面の高さ・傾きが大きいので、慣れるのに時間がかかるかもしれません。

  • キートップの形状・・・スフェリカル
  • キートップ面の高さ・・・ステップ・スカルプチャー

DSA

DSAプロファイルは、キートップ面の高さがすべての行でフラットである点に特徴があります。
ステップ・スカルプチャーに慣れている方にとっては、ファンクションキーや数字キー列が遠くに感じるかもしれないです。

  • キートップの形状・・・スフェリカル
  • キートップ面の高さ・・・フラット

XDA

XDAプロファイルは、DSAプロファイルとほとんど同じです。

異なるのは、DSAプロファイルに比べて、キートップの面積が大きな設計になっています。

指が太い方はDSAよりもXDAの方が打ちやすいかもしれないですね。

  • キートップの形状・・・スフェリカル
  • キートップ面の高さ・・・フラット

Artisan

Artisanプロファイルには、決まった形状がありません。

キートップにキャラクターを立体的に造形したり、オリジナルのキーキャップ形状にしたりと、アーティストによって自由にデザインされるのがArtisanプロファイルです。

使われる素材も様々で、ラバーや金属などオリジナリティにあふれたキーキャップになります。

個性を出したい場合にはもってこいなキーキャップです。

キーキャップの印字方式

プロ仕様の無刻印キーボードなども発売されていますが、基本的にはキートップに何のキーなのかを記すアルファベットや記号が印字されています。

その印字方式にも様々ありますので、それぞれの特徴を知っておくと良いでしょう。

昇華印刷

昇華印刷は、熱と圧力で、インクをキーキャップの樹脂に深く浸透させる印刷方法です。

深くまでインクを入れることで、キーキャップが摩耗したとしても印字が消えにくい構造になっています。

PBT樹脂が使われている高級キーボードに採用されることが多い印刷方法です。

レーザー印刷

レーザー印刷は、キーキャップの樹脂をレーザーで削り、その溝にインクを流し込む印字方法です。

インクが剥がれたり、溝が埋まったりして印字が消えてしまうことが多い印字方法です。

二色成形

二色成形は、印字部分とそのほかの部分で色の違う樹脂を使用して印字を表現する方法です。

インクを使う印字方法とは異なり、摩耗しても印字が消えることがありません。

パッド印刷(タンポ印刷)

パッド印刷は、柔らかい樹脂製のパッドにインクを付けて、スタンプをするように印字する方法です。

スタンプと同じ要領ですので、やはりインクが摩耗により消えてしまうことが多いです。

まとめ

今回の記事では、キーキャップの素材や形状や印字方法などついて説明しました。

今回のポイントをまとめると、次のとおりです。

まとめ
  • キーキャップの素材は、ABS樹脂、PBT樹脂などのプラスチック素材が代表的。
  • キーキャップの形状には、Cherry、OEM、SA、DSA、XDA、Artisanなどがある。
  • キーキャップの印字方法には、昇華印刷、レーザー印刷、二色成形、パッド印刷などがある。

キーキャップの種類や素材を知って、お気に入りのキーキャップを探してみたくなったのではないでしょうか。

キーキャップにはその人の個性が現れます。
ぜひこの記事を参考にして、こだわりのキーキャップを探してみてください!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

キーキャップを交換して打鍵感や生産性を高めよう!

どれだけキーボードの軸が自分の求める打ち心地に合っていても、キーキャップが自分に合わなければ、打ち疲れてしまったり、打っていて楽しくないキーボードになってしまいます。

これまでそこまで気にしてこなかった方も、この機会にぜひキーキャップについて見直してみてはいかがでしょうか。
キーキャップを交換したら生産性が改善したという方は結構多いです。

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