はぴまるのおすすめキーボード Keychron K3 Max

Keychronのキーマップ変更に必要なQMKやVIAって何?VIAの使い方と一緒に解説!

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「QMKとかVIAって何?」「キーマップ変更したいけどどうやるの?」という疑問や悩みを持っていませんか?

そんな疑問や悩みにお答えできるように、今回の記事ではQMKとVIAについてわかりやすく解説しています。

この記事は、以下のような方におすすめ!
キーマップ変更の方法を知りたい
QMKとかVIAが何か知りたい

個人的にはVIA対応以外のメカニカルキーボードは使いたくないと思えてくるほどの魅力があります。

この記事を読めば、QMKやVIAとは何かを知り、VIAを使ったキーマップ変更方法がわかります。

目次

QMKとは

QMKとは、論理的にキーマップを実現するファームウェアのことです。

QMKファームウェアに対応したキーボードは、キーマップを定義したファイルを読み込むことで、自由なキーマップを設定することができます。

QMKファームウェア対応のキーボードにおける大きな特徴の一つは、キーボードの接続端末を変更しても、設定したキーマップが維持されることです。
これはキーボード側がキーマップを記憶する形式をとっているためです。

キーボードを複数の端末に接続する方にとっては、これほどの嬉しいことはないでしょう。
接続先の端末が変わっても、自分用のキー配列を再設定する必要がないのですから。

QMKの公式ページ

VIAとは

VIAとは、QMK対応キーボードのキーマップを変更できるアプリケーションのことです。

VIAを使えば、視覚的、直感的にキーマップを設定することができ、操作だけでキーボードに読み込ませることができます。
VIAにはWebアプリケーションとインストール型のソフトウェアがありますが、どちらも操作感・操作方法は同じです。

VIAが登場するまでは、QMK用のキーマップをQMK Configurator(Webアプリ)で作成し、QMK Toolboxというソフトでキーボードに転送する必要がありました。
ワンストップでキーマップを変更・反映できるのはとても嬉しいことですよね!

VIAの公式サイト

VIAの使い方

それでは、VIAの使い方について説明します。

今回は、WindowsでKeychron Q1 proをVIAのWebアプリケーションで設定する場合を例にして説明しますね!
ちなみに、LinuxやMac版でも操作感は同じなので、是非参考にしてみてください。

事前準備

まずは準備です。

VIAのWebアプリを使う場合と、ソフトウェアをインストールする場合とでそれぞれ異なりますので、以下に従って進めてください。

どちらの場合も設定時にはUSBで接続する必要がある点に注意が必要です。

  1. キーボードとPCをUSBで有線接続する
  2. VIA環境を準備する

プロファイルの読み込む

接続したキーボードのプロファイルを読み込みましょう。これが初期化された設定情報になります。

VIA-Webアプリにアクセスするとかわいいキャラクターがゆらゆら動いている画面が表示されます。

ゆらゆら揺れててかわいい~~

下部の「Authorize device+」というボタンを押すと、接続しているキーボードがポップアップに表示されます
設定したいキーボードを選択して接続を許可しましょう。

プロファイル選択

接続を許可するとキーマップのプロファイルが読み込まれて以下のような画面になります。

プロファイル読込

もし上記のような動作にならない場合は、手動でプロファイルを読み込むことができます。
手動で読み込む場合は、「DESIGN」タブを表示させます。歯車アイコンをクリックして、「Show Design tab」をオンにします。

デザインタブの表示をオン

するとDESIGNタブ(ブラシのアイコン)が追加されますので開きます。
「Use V2 definitions(deprecated)」がオンになっている状態で、「Load Draft Definition」の右にある「Load」ボタンを押してプロファイルを読み込みます。

プロファイルの手動選択

ここで読み込むプロファイル定義ファイルは、キーボードメーカーのホームページなどからダウンロードしてください。
Keychronの場合は、それぞれの製品ページにダウンロードリンクがある他、GitHubでも公開されています。

プロファイルダウンロードページ

設定メニュー

実際に設定する前に、どのような設定が可能かメニューを確認していきましょう。

KEYMAP

KEYMAPメニューは、キーをマッピングするメイン機能のメニューです。

設定可能なキーはすごく多いです。
MEDIAやSPECIALなど分類に分かれており、初めて触れる方だと、そのキーの多さに驚くと思います。

LAYER(レイヤー)について解説
LAYERはMacやWindowsそれぞれの設定を切り替えたり、Fnキーを押した際のKEYMAPをそれぞれ設定するための機能です。
LAYERは以下のように分けられています。
 LAYER0・・・Macのデフォルトキーマップ
 LAYER1・・・MacでFnキーを押した際のキーマップ
 LAYER2・・・Windowsのデフォルトキーマップ
 LAYER3・・・WindowsでFnキーを押した際のキーマップ

MACRO

MACROメニューでは、マクロを登録するメニューです。

M0~M15まで16個のマクロを登録することができます。
登録は実際にキーを入力して記録する方法と、キーコードを入力して作成する方法と2パターンがあります。
慣れない方は記録ボタンを押して実際にマクロ動作を入力して登録する方法が楽ですね。

SAVE+LOAD

SAVE+LOADメニューは、キーマップ設定データをJSONファイルとして保存したり、保存していたJSONファイルを読み込んだりする際に利用します。

キーマップ設定自体はキーボード本体に記録されますので、キーマップ設定をバックアップする用途で使われることが多いです。

LIGHTING

LIGHTINGメニューは、バックライト機能がついているキーボードのバックライトを設定するメニューです。

KEYMAPでバックライトを調整するキーを設定することもできますが、VIA上では視覚的に調整できるので個人的にはとても気に入っている機能です。
もうちょっとだけ明るくしたいとか、細かい調整をしたい場合にオススメです!

キーマップを変更する

キーマップの設定方法は、視覚的に設定できてとてもシンプルです。
画面上部のキーボードで変更したいキーをクリック(変更したいキーをクリックすると選択したキーが点滅します。)して、画面下部のキーリストから変更先のキーを選択するだけです!

例として、「スペースキー」を「Esc」に変更してみます。
上部のキーボードレイアウトのスペースキーをクリックして、下部のキーリストからEscをクリックします。

エスケープへ変更

スペースキーがEscキーに変更されていることがわかります。

ここで覚えておいてほしいのは、設定は即時に反映されるということです。
なので、私のキーボードはもうスペースキーがEscキーに置き換わっている状態になります。
(テキストエディタを開いてスペースキーを押してもスペースは入力されません。)

変更したキーマップは即時反映されます!
すぐに使用感を確認できることはメリットですが、
設定途中でほかの作業を行ったりすると予期せぬキー入力を発生させてしまうので、キーマップ設定は一気にやってしまうのがおすすめです。

まとめ

今回の記事では、QMKとVIAついてと使い方について説明しました。

今回のポイントをまとめると、次のとおりです。

まとめ
  • QMKは論理的にキーマップを実現するファームウェアのこと
  • VIAはQMK対応キーボードのキーマップを変更できるアプリケーションのこと
  • VIAを使えば視覚的に様々なキーマップの変更を行うことができる

QMKやVIAが何か、VIAの使い方を知って、早速使ってみたいっと思っていただけたのではないでしょうか。

QMK/VIA対応のキーボードをお持ちであれば、キーマップ変更で生産性を爆上げできます。
ぜひこの記事を参考にして、お使いのキーボードを自分好みにカスタマイズしてください!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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