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VIAで設定したキーが正常に動作しない時に読む記事

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「VIAのキーマップ設定がうまくいかない時どうすればいい?」「VIAでキーマップの設定がうまくいかない!」という疑問や悩みを持っていませんか?

そんな疑問や悩みを解消できるように、今回の記事ではVIAの設定がうまくいかない時に確認したいポイントをわかりやすく解説しています。

この記事は、以下のような方におすすめ!
VIAの設定がうまくいかない
VIAでキーマップ変更が反映されない

VIAは直感的に設定変更できるのでとても使いやすいですが、だからこそ見落としてしまう落とし穴もあります。

この記事を読めば、VIA設定が上手くできない原因を見つけることができるかもしれません。

VIAは使いこなせれば、痒いところに手が届く素晴らしい仕組みです。
なんとなくできなかったというだけで諦めてしまっては大変もったいないですよ!

VIAを使いこなして、快適なキーマップを実現しましょう!

「そもそもVIAって何?」という方は、以下の記事で詳しく解説していますので、まずはそちらをご覧ください。

目次

VIAで設定したキーが作動しない時

VIAで設定したにも関わらず、うまく動作しないということは時々発生します。

BASICキーであればよっぽど動作しないことはないと思いますが、SPECIALキーなどを割り当てた場合にはうまく動作しないことがあります。

そういう時は慌てず、なぜうまく動作しないのか原因を調べていきましょう!

設定したキーが利用環境のOSでサポートされているか確認する

VIAで指定できるキーは、すべてのOSでサポートされているとは限りません。

VIAが直感的すぎて、キーを割り当てれば動作すると思ってしまいますよね!

それだけ素晴らしい仕組みだと思います。

ですが、該当のキーコードが利用環境のOSでサポートされているかを確認する必要があります。

QMK公式ページにQMKキーコードの対応表がありますので、ご利用のOSでサポートされているのかを確認しましょう。

英語ページなので、英語が苦手な方は取っ付きにくいかもしれないですが、実は簡単です!

  • Key
    • キーコードを表しています。
  • Aliases
    • エイリアスは、別名の意味です。指定すればキーコードと同様の入力になります。
  • Description
    • 説明欄です。ここにキーコードがどういう機能なのかが記載されています。
  • Windows/macOS/Linux
    • 対応しているOSにはチェックが入っています。

もし、利用OSがサポートされていなかった場合は、後述するANYキーを活用した設定を試してみてください。

レイヤーを正しく設定しているか確認する

間違ったレイヤーに割り当てを行っていないか確認しましょう。

QMKにはレイヤーという機能があり、WindowsやMacなどのOS環境によるキーマップの切り替えや、ファンクションキーを押した際のキーマップなどはレイヤーを切り替えて行います。

  • Layer0:Macのキーマップ
  • Layer1:MacでFnキーを押した際のキーマップ
  • Layer2:Windowsのキーマップ
  • Layer3:WindowsでFnキーを押した際のキーマップ

レイヤー設定は、キーマップをデザインする画面の左上にある数字で切り替えることができます。

VIAとキーボードを再接続してから設定してみる

VIAとキーボードの接続は、一定時間が経過すると解除されます。

設定内容を検討しながら設定したり、離席していたりして設定に時間がかかっていると、VIAへの接続が解除されてしまいます。

その状態では、キーマップを変更しても反映されません。

再度VIAとキーボードを接続して設定をやり直してみてください。

Anyキーを活用して、入力をカスタマイズしよう!

一通り確認したけど正常に動作しない場合や、そもそも利用環境でQMKキーコードがサポートされていない場合は、ANYキーで解決を図ってみましょう。

MacでSPECIALにあるPASTEがサポートされていない。どうしたらいいの?

Anyキーとは

Anyキーは、任意のQMKキーコードを入力することができるキーです。

名前の通りですね!
つまり、QMKキーコードを設定すれば、自由にカスタマイズしたキー入力を実現できるわけです。

ここでは、このAnyキーを使って任意のキー入力を実現していきましょう。

Anyキーの使い方

Anyキーは、SPECIAL項目の一番下にある一つだけ色がついているキーです。(わかりやすいですね!)

他のキー同様に、Anyキーを任意のキーにマッピングすると次のような画面が表示されるので、ここにQMKキーコードを入力します。

例えば、PrintScreenと同じキーを設定したい場合は、「KC_PRINT_SCREEN」または「KC_PSCR」と入力してConfirmボタンを押します。
PrintScreenボタンのキーコードはQMKキーコードの一覧から見つけることができます。

PrintScreenのキーコード

Anyキー利用の具体例

具体例として、MacではサポートされていないCopyとPasteの代わりに、Anyキーを使って「コピー」と「貼り付け」を実現してみましょう。

結論からお伝えすると、以下のようにAnyキーを設定すればOKです。

  • コピー
    • Anyキーに「G(KC_C)」を設定する
  • 貼り付け
    • Anyキーに「G(KC_V)」を設定する

解説しますね。

Macでコピーと貼り付けは、「Command + c」「Command + v」です。

CommandやOptionは修飾キーなので、Modifiersのセクションをチェックすると以下の箇所が見つかります。

GUIというのは、WindowsキーとCommandキーを指しています。
キーボードのWinodwsキーはMacでいうところのComanndキーに位置しているためです。

最後に「kc」の位置に、入力したいキーコードをセットすれば完成となります。
ちなみに、エイリアスの「G」ではなく、「LGUI」を使用しても同じ挙動になります。

まとめ

今回の記事では、VIA設定が上手く反映されない時の確認ポイントついて説明しました。

今回のポイントをまとめると、次のとおりです。

まとめ
  • 設定したキーがOSでサポートされているかを確認する
  • レイヤーを正しく設定できているかを確認する
  • VIAとキーボードを再接続してみる
  • Anyキーで入力をカスタマイズしてみる

VIA設定時の確認ポイントを知って、早速調べてみようと思っていただけたのではないでしょうか。

VIA設定は素晴らしいUIが故に、意外なポイントでうまくいかないこともあります。
ぜひこの記事を参考にして、VIA設定を見直してみてください!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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