「Pythonのリストって何?どう使うの?」「Pythonの基本的な使い方を教えてほしい!」という疑問や悩みを持っていませんか?
そんな悩みや疑問を解消できるように、この記事ではPythonのリスト操作について解説しています。
この講座は、これからPythonを学ぼうとする初心者の方がPythonの基本を学ぶための講座です。
Pythonの代表的な構文の使い方を具体的なコードを例にして解説しています。
この記事は、以下のような方におすすめ!
Pythonのリストについて知りたい方
Pythonの基本を学びたい方
この記事を読めば、Pythonのリストの操作を知り、プログラムで扱えるようになります!
Pythonの基本をマスターして、Pythonプログラマーとしての一歩を踏み出しましょう!
前回の振り返り
前回の記事では、Pythonの文字列操作を解説しました。
Pythonの文字列操作に不安がある方は、こちらの記事もチェックしておきましょう。
今回のゴール
では、改めて今回のゴールを確認しましょう。
今回のゴールは、Pythonのリスト操作を学び、実際に動作を確認することです。
今回提示している例だけでなく、ご自身でもいろいろなリスト操作をして、結果を確認してみてください。
リストとは
Pythonのリストとは、他のプログラミング言語でいう配列のことです。
効率よく処理を行うには、データの集まりに対して一度に処理を行うのが良いので、リストや配列はプログラミングでよく使われます。
Pythonのリスト操作
では、リストをどのように扱うのか一緒に確認していきましょう!
リストに値をセットする
まずは、リスト型を定義します。
リストを定義する場合は、角括弧(ブラケット)で囲み、要素をカンマで区切ります。
リスト内容を確認するときは、変数名を入力すれば出力できます。
# リストを定義する
point = [1, 3, 5, 7, 9, 10]
# 内容を出力する
point
[1, 3, 5, 7, 9, 10]
リストの要素を取り出す
リスト内の要素を抽出する方法もいくつかありますので、確認しましょう。
リストの要素を一つ取り出す
リストの要素を取り出すには、インデックスを指定します。
point[0]
1
インデックスに0を指定することで、1番目の値を抽出できました。
インデックスにマイナスを指定することもできます。マイナスは後ろからの位置を指定します。
point[-3]
7
範囲を指定してリストの要素を取り出す
抽出する開始位置と終了位置のインデックスを指定すると、該当範囲のリストを抽出することができます。
point[1:3]
[3, 5]
また、終了位置を指定しない場合は、開始位置から最後までのリストが抽出されます。
point[-3:]
[7, 9, 10]
リストに要素を追加する
次は、リストに要素を追加してみましょう。
要素を追加するには、appendメソッドを使用します。
#要素を追加
point.append(51)
#リストの内容を確認
point
[1, 3, 5, 7, 9, 10, 51]
このようにリストの最後に追加した51の要素が増えていることがわかります。
リストに別のリストを追加する
+
演算子を使用すれば、リストに別のリストの要素を加えることもできます。
#リストを追加
point = point + [2, 4, 6]
#リストの内容を確認
point
[1, 3, 5, 7, 9, 10, 51, 2, 4, 6]
このように、リストの後ろに、追加したリストの要素が増えていることがわかります。
リスト要素を変更する
続いて、リストの要素の値を変更してみましょう。
リストの要素を変更する場合は、変数を代入するのと同様に=
演算子を使用します。
#リストの要素を変更
point[5] = 24
#リストの内容を確認
point
[1, 3, 5, 7, 9, 24, 51, 2, 4, 6]
インデックスで指定した左から6番目の要素が24に変更されていることがわかります。
リストの要素を複数同時に変更する
リストないの要素を同時に変更することもできます。
#リストの要素を変更
point[0:2] = [-1, -2, -3]
#リストの内容を確認
point
[-1, -2, -3, 3, 5, 7, 9, 24, 51, 2, 4, 6]
1〜3番目の要素がマイナスの値に置き換わっていることがわかります。
リストの要素を削除する
リストの要素を削除雨する場合は、空のリストを代入するようにします。
#リストの要素を削除
point[0:5] = []
#リストの内容を確認
point
[7, 9, 24, 51, 2, 4, 6]
5番目までの要素が削除されました。
リストをネストする
リストはネスト状態にすることもできます。
以下に示すように、文字列のリストと数値のリストをすることもできます。
# 2つのリストを定義
fruits = ['apple', 'orange', 'banana']
num = [1, 2, 3]
# リストの要素にリストを指定
bwl = [fruits, num]
# 内容を表示
bwl
[['apple', 'orange', 'banana'], [1, 2, 3]]
ネスト状態のリスト要素を取り出す
今度は逆に、ネスト状態のリストから特定の要素を抽出してみます。
二次元配列のように、1段目のインデックス、2段目のインデックスの順にインデックスを指定することで、要素を抽出することができます。
bwl[0][1]
'orange'
リストの要素数を調べる
最後に、幾つの要素がリストに含まれているかを調べる方法です。
len関数を使用して調べることができます。
len(fruits)
3
fruitsというリストの要素の数が出力されました。
まとめ
今回の記事では、Pythonのリスト操作ついて解説しました。
今回のポイントをまとめると、次のとおりです。
- Pythonには四則演算意外にも数値計算を行う演算子がある
- 演算子の前後にある半角スペースは無視される
Pythonのリスト操作を理解し、プログラミングっぽくなってきたと感じていただけているのではないでしょうか。
ぜひこの記事を参考にして、Pythonのリストをマスターしてください!
もし理解できない点があったとしても、まずは全体像を把握することを優先して次に進みましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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