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初心者のためのPython基本講座:【第14回】データ構造タプルの使い方

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「タプルって何?」「タプルの使い方を教えてほしい!」という疑問や悩みを持っていませんか?

そんな悩みや疑問を解消できるように、この記事ではPythonのタプルについて解説しています。

「初心者のためのPython基本講座」とは

この講座は、これからPythonを学ぼうとする初心者の方がPythonの基本を学ぶための講座です。

Pythonの代表的な構文の使い方を具体的なコードを例にして解説しています。

この記事は、以下のような方におすすめ!
Pythonのタプルの操作について知りたい
Pythonの基本を学びたい

タプルはPythonの基本的なデータ構造の一つで、複数の値をまとめて扱うことができます。

リストと似てるけど、いくつかの違いがあるよ。

この記事を読めば、Pythonのタプルについて知り、プログラミングで扱えるようになります

Pythonの基本をマスターして、Pythonプログラマーとしての一歩を踏み出しましょう!

目次

前回の振り返り

前回の記事では、Pythonのリスト内包表記について解説しました。

Pythonのリスト内包表記について確認できていない方は、

こちらの記事もチェックするとより理解が深まりますよ!

今回のゴール

では、改めて今回のゴールを確認しましょう。

今回のゴールは、Pythonでタプルとその操作を学び、実際に動作を確認することです。

今回も提示している例だけでなく、ご自身でもいろいろなコードを実行して、結果を確認してみてね。

Pythonのタプルとは

タプルはデータ構造の一つで、

これまで扱ってきたリストに似てるんだけど、

タプルを定義したら値を書き換えることができないってのが最大の特徴です。

ようは、タプルを定義すれば、その値はずーっと値は変わらないってこと。

つまり、データの一貫性を明確にすることができるんだよね。

タプルを定義する

まずは、タプルを定義してみます。

タプルを定義する方法は2つあるよ!

まずは、要素を( ) で値を囲む方法。

t = (1, 2, 3)
t
(1, 2, 3)

次は、要素をカンマで区切るだけの方法。

e = 1, 2, 3
e
(1, 2, 3)

結果を見ての通り、どちらも同じタプルを定義したことになってる。

タプルの値を抽出する

タプルの値にアクセスするためには、リスト同様にインデックスを指定します。

t = (1, 2, 3)
t[0]
1

1つの要素を持つタプルを定義する

これは、覚えておくといつか役に立つかもしれないレベルなことなんだけど、

要素が一つだけのタプルを定義する場合は、定義の最後に,を付ける必要があるよ。

s = 1,
s
(1,)

ちょっと気持ち悪い記法なんだけど、いつか使うシーンがあるかも。

頭の片隅くらいに残しておくくらいでOK。

0個の要素を持つタプルを定義する

要素が0個のタプルを定義する方法は、要素を指定せずに定義するだけ。

e = ()
e
()

タプルの中にリストを定義する

タプルもネストすることができます。

タプルの要素にリストを指定する例を確認してみてください。

m = ([1, 2],[3, 4])
m
([1, 2], [3, 4])

タプルを操作する

次は、タプルの操作について一緒に見ていきましょう!

スライス

タプルの一部をスライスして取得することができます。

my_tuple = (1, 2, 3, 4, 5)
print(my_tuple[1:3])
(2, 3)

結合

タプル同士を結合して新しいタプルを作成することができます。

t1 = (1, 2)
t2 = (3, 4)
combined_tuple = t1 + t2
print(combined_tuple)
(1, 2, 3, 4)

タプルのアンパッキング

タプルの要素をそれぞれの変数に展開することができます。

t = (1, 2, 3)
a, b, c = t
print(a, b, c)
1 2 3

まとめ

今回の記事では、Pythonのタプルついて解説しました。

今回のポイントをまとめると、次のとおりです。

まとめ
  • タプルはPythonのデータ構造の一つ
  • 一度定義したタプルの値を書き換えることはできない
  • タプルを定義する際の要素数によって特殊な構文が必要になる

Pythonのタプルを知り、データ構造の面白さを感じていただけたのではないでしょうか。

Pythonのタプルは基本的なデータ構造です。

ぜひこの記事を参考にして、Pythonのタプルをマスターしてください!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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