「Pythonの基本的な使い方を教えてほしい」「PyCharmプロジェクトの作り方がわからない」という疑問や悩みを持っていませんか?
この記事では、PyCharmでプロジェクトを作成して動作確認するまでを解説しています。
この講座は、これからPythonを学ぼうとする初心者の方がPythonの基本を学ぶための講座です。
Pythonの代表的な構文の使い方を具体的なコードを例にして解説しています。
この記事は、以下のような方におすすめ!
PyCharmプロジェクトの作成方法を知りたい方
Pythonの基本を学びたい方
PyCharmは、プロジェクト作成時にはいくつかの注意点があります。
この記事を読めば、PyCharmプロジェクトの作成方法を知り、Pythonが動かせるようになります!
Pythonの基本をマスターして、Pythonプログラマーとしての一歩を踏み出しましょう!
前回の振り返り
前回の記事では、Pythonのインストール方法と、PyCharmのインストール方法について解説しました。
もし、まだPythonの開発環境ができていないという方は、先にこちらの記事を読んでおきましょう。
今回のゴール
では、改めて今回のゴールを確認しましょう。
今回のゴールは、前回インストールしたPyCharmを使ってプロジェクトを作成して、Pythonを動かすことです。
プログラミング界隈ではお馴染み「Hello,world!」という文字列を出力することで、動作確認をしていきましょう。
PyCharmで新しいプロジェクトを作成する
PyCharmでPythonを動かすためには、PyCharmにプロジェクトを作成し、Pythonインタープリタを指定する必要があります。
決して難しい内容ではないですが、必要な設定になりますので必ず行いましょう。
Pythonインタープリタは、Pythonコードを直接実行するプログラムのことです。
ユーザーが書いたPythonスクリプトやコマンドを読み込み、それをコンピューターが理解できる形に翻訳して実行します。
これにより、プログラムの動作確認が即座に行えるため、開発の効率が大きく向上します。
インタープリタには「インタラクティブモード」と「スクリプトモード」があります。
- インタラクティブモード: コマンドを一つずつ入力し、即時に結果を得ることができます。
- スクリプトモード: 事前に作成したスクリプトファイル(.pyファイル)を実行することができます。
Pythonインタープリタは、PyCharmのようなIDE内に組み込まれていることもあれば、コマンドラインやターミナルを通じて独立して使用することもできます。
PyCharmを起動すると次のような画面が表示されるので、真ん中にある「New Project」をクリックします。
基本的には、初期値のままでOKですが、設定値を確認しておきましょう。
まず、プロジェクトタイプとして「Pure Python」を選択します。
Nameには、プロジェクト名を入力します。任意の値を入れてください。
Python versionには、前回インストールしたPythonが初期値として選択されています。
最後に、「Create」ボタンを押せば、プロジェクトが作成されます。
以下のような画面が表示されれば成功です。
「Hello,world!」と出力してみよう!
では、早速Pythonで「Hello,world!」という文字を出力させて動作確認をしましょう!
ここで2通りのPython実行方法を説明します。
Pythonファイルに記述して実行するパターンと、Pythonコンソールというものを利用して実行するパターンです。
Pythonファイル(ファイル名.py)を作成して実行するパターン
Pythonファイルを作成して実行するパターンは、複数行にわたるコードを記述したものを動かす場合に有効的です。
「helloworld.py」というファイルを作成して、コードを記述します。
ファイルを作成するには、「.venv」というディレクトリ上で右クリックして、「New」→「Python File」の順でクリックします。
Pythonファイル名の入力を求めるダイアログが表示されるので「helloworld」と入力してEnterを押します。
これで「helloworld.py」というPythonファイルが作成されました。
では、次のPythonコードを記述して保存します。
print('Hello, world!')
Pythonファイルを実行する最もシンプルな方法は、ファイル名の上で右クリックして「Run ‘ファイル名’」をクリックすることです。
以下の内容が出力されれば、実行成功です!
Hello, world!
Pythonコンソールを利用して実行するパターン
Pythonコンソール上で実行するパターンは、少ない行数のコードで動作を確認する場合に有効的です。
PyCharmの左下にアイコンがいくつか並んでいると思いますが、その中にPythonのロゴがあります。
これをクリックするとPythonコンソールが表示されます。
Pythonコンソールに「>>>」にカーソルが当たっているので、そこに次のコードを入力してEnterを押します。
print('Hello, world!')
以下の「Hello, world!」と表示されれば成功です!
短いコードであれば、Pythonコンソールを使って動作を確認する方法はとてもお手軽ですね。
まとめ
今回の記事では、PyCharmでプロジェクトを作成し、2通りの方法でPythonを実行する方法ついて説明しました。
今回のポイントをまとめると、次のとおりです。
- PyCharmのプロジェクトを作成する際には、Pythonのインタプリタを指定する必要がある
- Pythonを実行する方法は、Pythonファイルを作成して実行する方法と、Pythonコンソールで実行する方法などがある
みなさんも無事にPythonコードを実行できたでしょうか。
今回は簡単なコードでしたが、まずは第一歩おめでとうございます!
Pythonには様々な関数やライブラリが用意されています。一つ一つ手を動かして動作を確認していくことが大切です。
ぜひこの記事を参考にして、PyCharmでPythonを実行してみてください!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
未経験からのITエンジニア転職に挑戦したい方へ
転職も含めて真剣にプログラミングスキルを手に入れたいとお考えの方に、おすすめの方法をご紹介します。
結論から言うと、それは転職活動とスキル学習を同時に進める方法です!
同時に進める理由は、転職成功までの時間を短縮するためなんですが、
でも昼間は学校や本業もあるのに、転職活動と学習を同時にって無理!
って思いますよね?
そんな忙しい方には、スキル学習と転職サポートが一体となているウズカレIT
しかも、学習サポートも転職サポートも無料で利用できます!
ウズカレITはITスクールのウズウズカレッジ
体系的かつ総合的に学習サポートを受けることができます。
ITエンジニアはまだまだ売り手市場で、未経験可の求人もたくさんあります。
一度、ウズカレITの無料相談で不安に思ってることなどを相談してみるのがオススメです。